1 ロシア進出支援サービス- 株式会社リマープロ
ここではロシアがどういったところなのかといった ロシアの様子を紹介をしていきます。
2015年6月時点のロシア・ウラジオストクの様子を感じてみてください。
ウラジオストック国際空港


ウラジオストクへは大きく分けて成田空港からの直行便、韓国経由の2種類の空路があるのですが、成田からは週数便しか運航しておらず、 現地への到着も空港からウラジオストク駅への直行列車の終了した夕方以降の到着と何かと不便なので、特に成田空港へのアクセスが容易な首都圏以外は韓国経由が便利です。

ウラジオストク国際空港に到着するともちろん入国審査があるのですが、ここロシアの場合、諸外国で見かける入国カードを記入する必要がありません。 もちろん空港の何処を探しても入国カードは置いてないのでそのまま入国審査を受けてください。入国カードの記入がない代わりに審査官が入力して提示される用紙にサインを記入するだけなので意外と簡単に入国できます。

無事入国出来たら、是非空港内でSIMを購入することをお勧めします。 ロビー内では2か所の販売所があり、料金システムはほぼ同じなので、私はMTCのSIMを購入しました。 購入の際はパスポートを提示、支払いはVISA等のメジャーなクレジットカードでOKです。SIMフリーの機種ならSIMを挿入するだけで特に面倒な設定はなくとも利用が可能です。 両替は空港内でも可能ですが、比較的レートは良くないらしいので、5,000円程度の必要な分だけをお勧めします。 *市内での両替所は後ほど案内します。

移動手段


ウラジオストク国際空港に到着すると、ウラジオストク市内への移動は直通列車・バス・タクシーの3通りです。 一番便利なのは所要時間の短い列車ですが、残念ながら一日数本しか運航してなく、 しかも空港からの最終が17:30(2016年12月19日時点)なので定刻でも18:55着の成田空港直行便では間に合わないため利用はほぼ無理な時間帯です。
その点、韓国経由ならウラジオストクへの到着は最終に間に合う時間なので列車の利用が可能です。因みに料金は200ルーブル。

列車の時刻表はこちら
http://vvo.aero/en/passazhiram/transport/aeroexpress.html

次にバス、こちらは1日10本程度で料金も60ルーブルと格安。ウラジオストク市内は交通量が多く夕方になると渋滞も激しいので時間帯によりますが少なくとも所要時間は1時間半から2時間程度はかかると思います。ただし、バスも最終時間は17:45なので列車と同じく成田からの直行便では利用が不可能。 成田からだと列車もバスも利用は不可能。最後にタクシーだけが唯一の移動手段です。 ここロシアでも白タクの客引きがロビー内で声掛けをしてきますが、空港内にはタクシーの配車カウンターがあるのでここは迷わずカウンターで手配です。料金は市内までは一律1,300ルーブルなので空港から市内までの距離がある割にはリーズナブルな料金設定です。 仮に、韓国経由便で列車やバスを利用しても駅から宿泊先やアポ先への移動を考えるとタクシーが非常に便利なのでここはタクシーを使ったほうが賢明です。


ウラジオストク市内


ありきたりの言い方となりますが、日本人が思い描くヨーロッパってこんなもの?という想像を裏切りません。お隣は中国と北朝鮮、国境に位置し、日本の新潟にも近く、 なにより飛行機でも直行便なら二時間程度と非常にアジアに近いのですが、建物の様式や道歩く人々。すべてがヨーロッパそのものです。 よく一番身近なヨーロッパと訪れた多くの日本人が語っているのも納得です。

市内の中心地はシベリア鉄道発着駅のウラジオストク駅。ここウラジオストク駅ではプラットホームに改札口を通らずとも降りることが可能で、間近に列車を見ることが可能です。 その駅から線路を挟んでウラジオストク港のターミナルがあります。ターミナル内は日本でもよく見かける光景で、お土産品店や主に中国人向けの宝飾店が店を構えています。 ウラジオストクは坂道が多く、どの道も坂道の上り下りが程度の差こそあれ足元に続きますので歩きやすい靴をお勧めします。

市内を走っている車をよく見ると8割以上?とも思えるほど日本車や韓国車ばかりで、 しかも、日本車に至って右ハンドルばかり。本来左ハンドルが望ましい交通法規ですがここウラジオストクでは日本からの中古車輸入が以前は盛んだったおかげで見事なばかりの右ハンドル占有率です。ところが乗用車は日本車ですが、何故かバスなどの大型商用車は韓国車ばかりと上手くすみわけが出来ているようです。

食料品店


ウラジオストク市内では数か所スーパーがあるのですが、ここでは観光客も訪れるだろう主なスーパーを紹介。

ウラジオストク駅前に道を挟んで向かい側にある「супермаркет」。 表からは中が良く見えないのが難点ですが品ぞろえなどが非常に豊富なスーパーです。ロシアでは魚や肉などの加工食品が比較的にリーズナブルに売られておりここでもチーズやハム、スモークサーモンなど日本で買うとかなり値の張る食材も非常に購入しやすい価格で手に入ります。眺めているとついつい手元のかごに入れてしまうので買いすぎには注意したいところです。ロシアではミネラルウォーターは炭酸入りと炭酸無しがあるのでラベルをよく見て購入することが必要です。一般的にはミネラルウォーターは炭酸入りが多いようです。ロシアのお土産で定番のチョコをはじめとして日本国内で見かけるようなお菓子類も種類豊富に並んでいます。 ソ連時代のスーパーに食料品が並んでいない様子が流れているニュースからは想像できないくらいスーパーには商品が並んでいます。

さて、買い物の最後はもちろんレジにて支払いですが、少し日本と勝手が違うので説明。 レジに並び順番が回ってくると、バーコードリーダーがある個所手前にすべての商品を自分でかごから出します。その時店員がレジ袋必要か訊いてきますので必要なら伝えます。 そのあと、袋に詰めてくれるのであとはお支払いです。

タバコが必要な方はここレジカウンターで注文してください。ロシアではほとんど英語は通じないので吸っているたばこのパッケージを見せたほうが早いと思います。

食事

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ロシア料理と言えばボルシチ・ピロシキが定番ですが、ウラジオストクでは海産物が豊富なおかげで海産物も非常においしくお勧めです。 もちろん、いくら豊富だからと言ってもカニやエビ、ナマコなど高級食材はルーブル安の恩恵があってもそれなりのお値段はします。 一般的な人々のランチだとセルフサービスの食堂ではないでしょうか。トレーに食べ物やドリンクをのせて、最後に清算するスタイルですが、 種類が豊富なので一度すべてを見渡してから品定めをしないと意外と料金がかさむこともあるので要注意です。

あと、意外なことにお米文化が定着しているようでどこに行ってもチャーハンの様なごはん料理が並んでいるので日本人でも食べ物に困ることは無いと思います。 ここでお勧めのお店を一か所上げるとすると、スーパーの「супермаркет」の上にある「republic」。 市内に数か所あるのですが店内も広く上記のシステムで初めてでも安心です。このお店はクラフトビールを醸造しておりしかも非常にリーズナブルで一杯80ルーブルほど。

ロシアではお酒はスーパーでの販売は22:00までで、公園や道路等公共の場での飲酒は禁止と、 お酒に寛容なイメージが勝手にあったのですがかなりその辺は厳しいようですので、決して酔っぱらって外で飲まないように。

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